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犬の健康のために
健康診断
近年、生活環境・食事の改善、医療技術の進歩、飼い主様の意識の向上などにより、ワンちゃんの平均寿命は年々伸びてきました。そのため、老齢性疾患も増加の傾向にあります。人間の数倍の早さで歳を重ねてゆくワン
ちゃんの健康維持のために、 1年に1回の定期的な健康診断が何より大切です。
高齢の場合は半年に1回行った方がよいでしょう。

定期健診は病気の早期発見、早期治療の助けとなり、継続して検査を受けていくことで、経時的な変化の観察ができ、より小さな変化も発見しやすくなります。

診察では触診・視診・聴診により眼、耳、口腔・歯、皮膚、呼吸器、循環器、消化器、泌尿器、生殖器、筋・骨格、神経、内分泌・リンパの状態を確認します。また、内部から徐々に進行する病気は、単純に外見では判断できないものも多くあり、病気の早期発見・治療をするためには糞便検査・尿検査・血液検査が非常に有効です。

◇ 尿検査

比重やタンパク、糖、結晶、白血球、潜血の存在などを検査します。
腎疾患、尿路疾患、内分泌疾患の診断に役立つだけでなく、全身状態を知る上でも大切な検査です。

◇ 糞便検査

主に虫卵、原虫など寄生虫の感染を検査します。
糞便検査も尿検査同様、健康状態を知る上で重要です。

◇ 血液検査

血液を採り、その成分を検査することによって、全身状態を推察することが出来ます。また、今後の治療方針を決定する上で大切な検査です。 また、脱毛、飲水量の増加、異常に太る・痩せるなどの症状から内分泌疾患が疑われる場合にはホルモンの測定を追加する必要もあります。

これらの一般検査から必要に応じてレントゲン検査、超音波検査、内視鏡検査も行います。
レントゲン検査、超音波検査はほとんどの場合、全身麻酔をすることなく検査を行うことが可能で、
特に腫瘍の発生が多い大型犬の検査に有効です。

◇ レントゲン検査

レントゲン画像

レントゲン検査では、骨の異常だけでなく、心臓、肺の評価や、外観からは分からない腹部の臓器を診ることが可能です。

◇ 超音波検査

超音波画像1
超音波画像2
超音波検査は、レントゲン検査では判断しにくい各臓器の内部構造の形態的な変化を把握することが可能です。

◇ 内視鏡検査

内視鏡画像

内視鏡検査では主に消化管の状態を直接観察することが可能です。また開腹手術をすることなく、胃内異物を摘出できることもあります。ただし、この検査は全身麻酔が必要となります。
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