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猫の健康のために
避妊・去勢
近年、避妊・去勢手術を受けるネコちゃんが多くなってきていますが、受けさせるか迷っているという相談も多く寄せられます。 そこで、ここでは避妊・去勢手術のメリット・デメリットおよび当院での手術方法をご紹介します。是非、ご参考になさってください。

    当院での避妊・去勢手術方法

◇ メリット・デメリット

●メリット
発情時のストレスからの開放
発情時には、異性の動物が気になってしまうため、行動が落ち着かなくなり、動物にはかなりのストレスがかかっています。中には発情の時期に体調を崩してしまうネコちゃんもいます。また、発情時には特有の鳴き声を発します。

生殖器系の疾患の予防
ワンちゃん程ではありませんが、ネコちゃんも、ホルモンの影響によって起こる疾患があります。避妊・去勢手術を行うことで100%生殖器系の疾患を予防できるわけではありませんが、ある程度の生殖器系疾患が予防可能となります。
代表的な疾患は以下の通りです。
雌猫
・卵巣腫瘍
・子宮蓄膿症
・乳腺腫瘍
雄猫
・精巣腫瘍
・前立腺疾患
望まれない繁殖を防ぐことができる
特にお外に行くネコちゃんや多頭飼いの場合は、是非手術を行うようにしてください。

行動学的なメリット
行動学的な変化は、個体差や手術時の年齢などが関係してくるので、必ず効果があるわけではありませんが、マーキング行動が減少したり、性格が穏やかになったりすることがあります。

●デメリット
子供を生むことができなくなる
全身麻酔が必要
特に、高齢の場合や何か疾患がある場合には、麻酔のリスクも上昇します。したがって、手術の前には全身状態の検査を行い、麻酔をかけられるかの評価を行います。

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◇ 手術の時期

猫種にもよりますが、多くの猫は6〜9ヶ月齢時に性成熟を迎えますので、それくらいの時期を目安に手術の予定を組み立てると良いでしょう。特にマーキング行動の減少や性格が穏やかになることを期待するのであれば、なるべく早期の6ヶ月齢頃を目安にすると良いでしょう。

◇ 手術方法

●避妊手術
避妊手術の方法には卵巣摘出術と卵巣・子宮摘出術がありますが、当院では基本的に卵巣摘出術を行っております。
その理由としては、発情に関連する性ホルモンは主に卵巣から分泌されているため、卵巣のみの摘出でも先に述べた避妊手術の効果を十分達成できるからです。また、卵巣摘出術の方が手術時間や出血量を最小限に抑えることができます。 避妊手術では卵巣の血管は吸収糸で縛ります。

●去勢手術
陰嚢を切皮して左右の精巣の血管を吸収糸で縛って摘出します。陰嚢の皮膚は縫合しませんが、通常数日のうちに閉鎖します。

ネコちゃんの年齢や手術後の様子にもよりますが、基本的には避妊手術は1日入院、
去勢手術は日帰り(当日の夕方6時以降お迎え)となります。
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